仮想通貨(トークン)と株との違い

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昨今、毎日のように行われているICOですが、ICOによって発行されるトークンを株のように捉えている人が多いように感じたので、似て非なるものだということを説明したいと思います。

 

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トークンには縛りがない

トークンには、良い意味でも悪い意味でも縛りがありません。

どういうことか説明するために、株とトークンそれぞれに分けて説明します。

 

株は、会社が資金調達をするために、発行されるもので、この株の所有者(株主)には、議決権が与えられます。

株主が議決権を有するということは、会社が何かする際には、株主にお伺いを立てる必要があり、会社側は自由な意思決定ができないということになります。

ここには、良い点も悪い点もあって、良い点としては、株主側からすると、会社に対して物申せるということ。

悪い点としては、会社側が良いと思っていても株主がダメと言えば、新規事業を行ったり、事業の継続が困難になってしまったりすることがあること。

つまり、会社側は株主の顔色を常に伺わなければならないので、スピード感のある事業展開ができなかったり、本来やりたいことが出来なかったりします。まさに縛られちゃっています。

また、企業が成長すると、株主に配当金を出したり、優待を設けたりすることもあります。
これは、必ずやらなければならないことではないのですが、多くのの会社は行っています。

このように株の場合、会社は、株主ありきの行動を取る必要があるということになります。

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トークン

トークンは、特定のプロジェクトを行うための資金を調達する際に発行されるもので、多くのトークンでは、この所有者に対し、議決権などは与えられません。
※最近は与えられるものもあります。

ここで、大事なのは、会社ではなく、特定のプロジェクトという点です。

調達した資金は、この特定のプロジェクトのために使われ、発行されたトークンは基本的にこのプロジェクトで提供されるサービスで利用できるものというのが、ほとんどです。

つまり、利用用途は限られます。

また、企業が成長しようが、トークンの保有者に配当を出したりする必要もありません。

このように、トークン保有者は、プロジェクトに口を出せる場がほとんどないため、黙って見守るしかありません。

この点は保有者にとっては、デメリットかもしれません。反対に会社側としては、自由な意思決定の基にプロジェクトを進めることができるので、様々な場面でスピード感のある対応が可能になってくるという点で、大きなメリットと言えるでしょう。

 

ここまで説明した通り、株とトークンは似て非なるものということがわかったかと思います。

ICOや取引所で仮想通貨を購入する際には、こういった部分も頭に入れておくと良いかもしれません。

また、トークン固有のリスクとして、トークンが取引所に上場しない可能性があるということを挙げる方もいると思いますが、もちろんリスクなのですが、トークン固有ではなく、株も非上場株であればそういったことは十分にありますので、敢えて書いておりません。
仮想通貨は、簡単に手に入る分、大きなリスクのあるものということは理解しておく必要があるとは思いますが。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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